心が揺れやすい人ほど効く。メンタルの波を小さくする3つの習慣

習慣とメンタル

メンタルの波を整える“3つの固定ルーティン”|元スロ依存の自分が辿り着いた安定の仕組み

ギャンブルに依存していた頃の自分は、感情の波に振り回されっぱなしだった。
勝てば舞い上がり、負ければ落ち込む。そんな繰り返しの中で、「どうすればもっと自然体で生きられるんだろう」とずっと悩んでいた。
インデックス投資歴6年目になった今、自分の生活が安定してきた理由を振り返ると、そこには“毎日必ずやる固定ルーティン”があったことに気づいた。
今回は、その中でもメンタルの波を整えてくれた大事な3つを紹介したいと思っている。

メンタルの波は“意思の力”では整えられないと気づいた話

自分はもともと意思が弱いタイプだと思っていた。
スロット4号機の時代、大花火や北斗の拳を打っていた頃なんて、ほんの少しイライラしただけでホールへ向かっていた。
「今日は絶対に行かない」と決めても、数時間後にはホールで空き台の履歴をポチポチしていた。

でも、インデックス投資を続けて4年ほど経った頃、1日の値動きで3〜5%の暴落が来てもほとんど動じなくなっていた。
そこで気づいたのが、“人は習慣によって感情の基準が変わる”ということだ。
意思の強さではなく、毎日の小さな積み重ねがメンタルをゆっくりと整えてくれる。

だからこそ、自分は「固定ルーティン」こそ人生を安定させる最強の仕組みだと考えるようになった。

なぜ「固定ルーティン」がメンタルに効くのか

ポイントは、固定ルーティンが脳の“予測可能性”を高めてくれるところにある。
人は予測できることには安心し、予測できないことには不安を感じる。
自分がギャンブルに依存していた頃は、良くも悪くも“予測不能な快感”を求めていた。

しかしその刺激は持続しないし、むしろメンタルは乱れ続けるだけだった。
一方で、毎日決まった行動があると、脳は「あ、今日はいつもの流れだな」と感じて安定する。
この“いつもの状態”がメンタルの土台を作ってくれる。

特に自分のように、かつて快感を追い続けてしまったタイプは、
「脳にとって優しいリズム」を作ってあげる必要があると強く感じている。

毎日欠かさず続けている“3つの固定ルーティン”

ここからは、自分が実際に継続している「メンタルを整えるための3つの固定ルーティン」を紹介していく。
どれもストイックではなく、自然体で続けられるものばかりだ。
インデックス投資と同じで、小さな行動を淡々と積み重ねることが最も効くと感じている。

1つ目のルーティン:朝の“静かな5分”を固定化する

自分は朝が弱かったタイプだが、ある時期から起きて最初の5分は何もしない時間を作った。
スマホも見ない。ニュースも見ない。バナナを1本用意しプロテインをコップに注ぎ飲む、ただ呼吸をしているだけの5分。

これを始めてから、「1日の始まりが慌ただしい」という感覚が減り、
メンタルの初速がゆっくりになることで暴走しにくくなる実感があった。

元々、自分は刺激に敏感なタイプだった。GOD凱旋やハーデスのフリーズや液晶クラッシュ演出に心を掴まれたように、朝イチの情報刺激にも振り回されていた。
だからこそ、意図的に「何もしない時間」を挟むことで、脳に余裕が生まれたのだと思っている。

これは瞑想とか大げさなものではなく、
“余白の5分”と捉えるだけでいい。
余白は意思ではなく、仕組みで作る。
このシンプルさが続けられている理由だ。

2つ目のルーティン:毎日の“決まった運動”を最低1セットだけやる

筋トレとランニングは、もう自分の中でなくてはならない習慣になっている。
でも、最初から完璧だったわけではない。
「毎日1時間走ろう」「筋トレは10種目全部やろう」なんて決めていた時期は、むしろ挫折してしばらく何もやらなくなってしまった。

そこで、考え方を「最低1セットだけやる」に変えた。
腕立て20回とストレッチ5分、これでOK。
本来はもっとこなすプログラムがあるのだが、忙しくて時間の取れない時や疲れている時は無理しない。
そして週1日は完全休養日にする。
ランニングも20分でOK。元々毎日走っていたが、どうしても膝が痛くなるので週3回に変更した。残りの4日間はウォーキング20分だ。

すると不思議なことに、少ない負荷でも継続の複利が効くようになった。
インデックス投資と同じく、積み上げれば必ず効いてくる。

運動の目的は、自分の場合「健康」よりもメンタルの基礎体力を上げることにあった。
身体が整うと、感情の回復速度も上がる。
イライラや落ち込みの“滞在時間”が短くなる。不思議と無駄に心配したりしなくなるのだ。

ギャンブルをやめた今でも、
運動は自分にとってドーパミンを健全に出すスイッチだと感じている。

3つ目のルーティン:毎日、“自分を褒める”

「はぁ?」と思うかもしれない。
でも、あなたは最近、自分をちゃんと褒めているだろうか?
自分はずっと、他人と比べてばかりだった。
「自分は劣っている」「自分にはできない」「羨ましい」——そんな感情が、いつも心の中を渦巻いていた。
気づけば、自分を卑下することが習慣になり、自信を失い、失敗を恐れて何も行動できなくなっていた。

ただし、やみくもに自分を褒めても、脳は騙せない。
だからまず、比較対象を“他人”から“昨日の自分”に変える。
そして、筋トレやランニングなど、目に見える行動を積み重ねる。
「今日もできた。ようやっとる。」——そう意識的に自分を褒めることで、脳はやる気を持ち始め、自然とルーティンが回り出す。

固定ルーティンは「ストイックさ」ではなく「自然体」がキーワード

ここまで3つのルーティンを紹介してきたが、重要なのはどれも“ゆるい設定”になっていることだ。
メンタルは追い込むほど崩れやすく、続けるほど安定する。

自分は大学中退で、就活もまともにしたことがない。
スロットにのめり込み、4号機も5号機も打ち散らかし、会社が突然倒産して職を失った経験もある。その時貯金はゼロだった。
そんな自分でも、今はインデックス投資を6年続けられている。

それは、ストイックではなく“自然体で続けられる仕組み”を作ったからだ。
ルーティンとは、努力ではなく“環境づくり”の一部だと考えている。

そして小さな行動ほど、複利のように効いてくる。
これはギャンブルでは絶対に得られなかった感覚だ。

まとめ

メンタルの波を整えるために、自分が特に効果を感じているのが以下の3つの固定ルーティンだ。

  • 朝の“静かな5分”を確保する
  • 運動は「最低1セットだけ」やる
  • 毎日、“自分を褒める”

どれも特別なスキルはいらないし、今日からでも始められるものばかり。
自分自身、これらのルーティンを続けたことで、
昔のように感情が暴れたり、刺激に振り回されたりする時間が確実に減ったと感じている。
逆にルーティンをこなすためには早起きが必要になり、今では平日も休日も朝5時に起きるようになった。
以前では考えられないことだが、特に苦も無く続けられている。

もし今、心が落ち着かない日が続いているなら、
まずはほんの一つだけ、ゆるい固定ルーティンを試してみるのも良いかもしれない。
積立投資と同じで、メンタルも“小さな積み重ね”が大きな変化を生むと自分は考えている。

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