新NISAでS&P500に積立すると“機械割〇〇%”!?
元スロ依存の自分がシミュレーションしてみた
自分は長いことスロット依存だった。
4号機の大花火・吉宗・北斗から、5号機のGOD凱旋、ハーデスそしてジャグラーまで、とにかく毎日のようにホールにいた。
でも、インデックス投資を始めてから気づいたことがある。
「インデックス投資って…実は“機械割”で説明したほうが、スロッターには一番伝わる」ということだ。
今回は、年利5%でS&P500に毎月5万円を20年間積立した場合、
これってスロットの機械割でいうと何%なのか? を計算してみた。
スロットに例えることで、投資が“ギャンブルの延長線ではない理由”もわかりやすくなると感じている。
S&P500「年利5%」をスロットの機械割で例えたらどうなる?
まずは前提条件を整理しておきたい。
・S&P500に毎月5万円を積立
・想定年利は5%
・期間は20年間
・新NISAのつみたて投資枠で積立
この条件で複利の計算をすると、20年後の資産はおよそ約2050万円になる。
元本は1200万円なので、約850万円ほど増えた計算になる。
ではここからが本題。
「20年で約1.7倍に増える」と聞いても、正直ピンと来ない。
でも、スロッターなら「機械割○○%」と言われたほうがスッと入ってくるはずだ。
自分もそうだった。
ではどう換算するか。
スロットの世界では
“投じた枚数に対して、どれだけ戻ってきたか”
で機械割を計算する。
これは投資でも同じで、
“投じた元本に対して、最終的にいくらになったか”
を比べるだけだ。
つまり
元本:1200万円
最終資産:2050万円
なので、機械割は
「2050万 ÷ 1200万 × 100」
≒ 約171%
となる。
171%という数字は、スロットでは絶対にお目にかかれない。
どんな設定6でも勝てないレベルの“超・超・超プラス域”だ。
スロ歴20年の自分でも、この数字は衝撃だった。
では、機械割171%をスロットで再現できるのか?
結論から言えば、再現は不可能だ。
というよりパチスロの仕様上、物理的に無理だと感じている。
一般的な設定6の機械割は
・ジャグラー:約110%
・6号機AT機:112〜115%程度
・一部の台でも119%前後
これが現実で、171%なんて数字はこの世に存在しない。
仮にあったとしても
・抽選の仕組み
・ホール割の調整
・長期稼働の安定性
これらが全く成立しないので、事実上不可能だ。
さらにスロットの場合、
理論値(機械割100%超え)でも、実戦では必ずブレる。
確率が荒れるし、投資額も青天井。
そもそも機械割110%の台なんて、朝から並んで座れた試しがない…と感じる。
もし座れたとして、楽しく打てて大勝ちしたとする・・でもその日限りだ。日が変われば、また最初から。
インデックス投資のような「誰でも平等に再現可能」な世界とは根本から違う。
では仮に“171%マシン”が存在したとして、どれだけ時間・体力が必要か?
想像の世界だが、機械割171%の台が仮にあったとして
「20年間で元本を1.7倍にしたい」
と思った場合、必要なのは莫大な稼働時間だと考えている。
例えば、機械割110%の台を1日8000G回したとして、
理論上の勝ちはおよそ+4〜5万円程度。
これが毎日座れるなら夢のようだが、現実的には
・そもそも高設定に座れない
・めちゃくちゃ荒れる
・良い台には必ずライバルもいる
・精神が削れる
という壁が立ちはだかる。
つまり、スロットで“毎月5万円を必ず勝つ”状況を20年間も継続するなんて、
99%の人間には無理だと自分は感じている。
むしろ、自分自身が一番よく知っている。
インデックス投資は「ほったらかし」で時間も体力もゼロ消費
ここまでスロットの例で説明してきたが、実は最も大きな違いは
“時間と体力のコストがゼロ”という点だと感じている。
スロットで期待値を追い続けていた頃の自分は、
毎日ホールに行き、抽選を受け、狙い台を打ち始め、ダメなら他の良さげな台を探す。そして何時間も打ち続け、
帰宅したらどっと疲れが押し寄せていた。
まさに「時間」と「体力」と「メンタル」を燃やす行為だった。
しかしインデックス投資は違う。
証券会社で口座を開設し、一度積立設定を行うだけで、
“勝手にお金が働いてくれる”。
これは本当に大きい。
働いている間も、寝ている間も、筋トレしている間も、
S&P500は、というかアメリカのトップ企業群が常に世界中で利益を生み出し、
その一部を自分の資産として運んでくれる。
この構造は、スロットとは比べ物にならないと感じている。
「機械割171%という世界に20年間座り続ける」という異常さ
元スロッターとしては、機械割171%という数字を見ると
「いやいや、そんな台あったら一生打つわ」
と思うかもしれない。
自分も最初はそう考えた。
でも冷静に考えると、
インデックス投資とは“まさにそれを実現している世界”なんだと気づいた。
しかもインデックス投資の場合、
・抽選に並ぶ必要なし
・高設定を探す必要なし
・負け続けて心が折れることもなし
・期待値稼働の研究も不要
・ストレスゼロ
さらには
自分が何もしなくても、世界が勝手に成長していく
つまり、設定6どころか、設定∞のようなものだと感じている。
そして最も重要なのは、
誰でも再現可能という点。
スロットの勝ち方は、腕や知識や根性、そして「運」に強く左右される。
しかしインデックス投資は、ただ続けるだけ。
設定を外しても、ホールの癖を読み違えても、店長の機嫌を見誤っても関係ない。
世界経済の成長という“不可逆の流れ”に乗るだけで良いというのは、
ギャンブルには絶対に存在しない構造だ。
スロットの延長線ではなく“完全に別ゲーム”だと気づいた
スロット依存だった頃の自分は、
「楽してお金を増やしたい」
「少しでも増えればラッキー」
「興奮を感じたい」
という欲望でホールに通っていた。
これは大多数のスロッターが持つ感覚だと思う。
しかしインデックス投資を6年続けて感じたのは、
“ギャンブルとは真逆の構造で資産が増えていく”ということだった。
・ほったらかし
・再現性が極めて高い
・精神が削れない
・複利で増える
・世界の成長を取り込む
これらはスロットとは根本から違う。
むしろ、自分は投資を始めたことで
パチンコ屋のドーパミンに頼らずに生きられるようになったと感じている。
スロットで人生を逆転させることは難しい。
でも、インデックス投資なら
・小さく始めても意味がある
・継続すれば誰でも成果が出る
・自分のような“中途半端な人間”でもできる
この安心感があるから、自然と続けられている。
まとめ
今回、20年間のS&P500積立をスロットの機械割に例えて計算してみると、
結果は「機械割171%」という、とんでもない数字になった。
これはスロットでは絶対に再現できないし、
もし仮に存在したとしても、毎日抽選に並んで取れるような台ではない。
それでもインデックス投資なら、
ほったらかしで、誰でも、同じ条件で、
“20年間171%のリターンに座り続けることができる”。
しかも時間も体力も精神力も消耗しない。
これはギャンブルでは絶対に味わえない世界だと感じている。
スロット依存だった自分が、
「投資のほうがよっぽど楽で、よっぽど安定している」
と気づけたのは、機械割という“自分に一番馴染みのある数字”で考えたおかげだ。
あなたももし、スロットの世界を知っているなら、
インデックス投資のこの安定感を、一度数字で比較してみてほしい。
きっと、自分と同じように
「あ、これは別世界のゲームだ…」
と感じるはず。