2022年1月でつみたてNISA(eMAXIS Slim 米国株式S&P500)の運用25か月、米国高配当ETF(SPYD)プラス米国増配株式ETF(VIG)の運用トータル7か月となりました。現時点での運用実績画面を早速公開します。
S&P500


指数が年初の1月3日に最高値(4796.56)を付け幸先の良いスタートを切り、いよいよ5000の大台も見えたか…なんて思っていましたらあれよあれよの暴落です。1月31日現在最終的に終値(4515.55)と、月間最高値からの下落率5.85%なりました。
-株価が下がる主な3つの要因-
☑インフレ長期化対応における、利上げ実行内容(年内回数とbp上げ幅)の不確定要素
☑テーパリング(量的緩和の縮小)の前倒し22年6月⇒22年3月に終了
☑ウクライナ情勢の不安定化
等々、様々な株価マイナス要因がこのところ加熱しすぎていた相場に対して調整局面に入った模様です。このまま下落が続くと弱気相場に突入するかもしれません。
SPYD・VIGのETF

SPYDの株価は1月14日に1株44.20ドルを付けたのが1月の最高値でした。含み益も先月に比べだいぶ減ってきました。
SPYDのバランサーとして、VIGの購入も始めました。VIGは株価が底堅く、コロナショックからの回復も早かったので、今後の為に不安定な動きをするSPYDを補完する役割を期待しています。現在1株160ドル超程度と結構お高いので、1カ月に1株ずつ定期購入していこうと思っています。
ドル転のタイミングは伺わない
S&P500、SPYD、VIG全て下落しましたが、逆に安く買い増し出来ると思って地道にやっていきます。ETF購入用のドル転については為替のタイミングを伺わずに月に1回行っていきます。最初の頃は素人ながら”もう少し待てば今より円高になりそう”などとタイミングを伺っていましたがあまりうまくいかず、むしろ逆にどんどん円安が進行していつまで経ってもドル転出来ない状況にも陥りました。必然的に為替相場を見る回数も多くなり、逆にそのことがストレスになったのでタイミングを伺うことはやめました。
2022年はアメリカ中間選挙の年
4年を1サイクルとして過去を振り返ってみると、中間選挙の年のS&P500指数は他の3年間と比べて最も弱く、1942年以来、平均で6%程度しか上昇していません。これは同指数の平均年間上昇率である9.1%を大きく下回ります。今年がどういった結果になるか分かりませんが元々弱い相場の年と心構えをして、淡々と投資をしていったほうが良さそうです。また、世界各国がインフレしている中で日本はまだ緩やかかもしれませんが、今後今以上に原油や原材料の高騰などでインフレが加速するかもしれません。インフレが加速すると円をただ持っていても結果的には徐々に資産が目減りしてしまいますので、当面の生活防御資金以外はアメリカに賭けていきます。ではまた。
USA!USA!