米国株高配当ETF【SPYDの分配金計算】 まさかの大減配で分配金は減少・・2021年12月

資産運用

2021年12月、自分の米国株高配当ETF【SPYDの分配金計算】をしました。7月から相変わらず毎週月曜日に1株ずつ購入しているので、株数自体は”12⇒25”と増えています。しかしまさかの大減配で前回の9月より分配金額が減少!!分配金計算の途中に使われる申告レートと為替レート(前回記事ご参照ください)も加味してスッキリまとめました。早速ご覧ください。

SPYDの分配金計算

SBI証券の画面

【1】持ち株数×一株あたりの分配金額=分配金総額

25×0.127557=3.188925(少数点第三位四捨五入)→3.19ドル

【2】分配金総額から、米国源泉徴収税10%の計算

3.19×0.1=0.319(少数点第三位以下切捨)→0.31ドル

【3】分配金総額と米国源泉徴収税10%を円に換算

3.19×113.18(申告レート)=361.0442(小数点以下切捨)→361円

0.31×113.18 (申告レート)=35.0858(小数点以下切捨)→35円

【4】分配金総額-米国源泉徴収税10%=米国源泉徴収税10%引き後の分配金(計算は円で行う)

361円-35円=326円

【5】米国源泉徴収税10%引き後の分配金から、国内所得税15.315%の計算

326×0.15315=49.9269(小数点以下切捨)→49円

【6】米国源泉徴収税10%引き後の分配金から、国内住民税5%の計算

326×0.05=16.3(小数点以下切捨)→16円

【7】国内所得税15.315%の値をドルに換算

49円÷114.23(為替レート)=0.428959(少数点第三位以下切捨)→0.42ドル

【8】国内住民税5%の計算の値をドルに換算

16円÷114.23 (為替レート)=0.140068(少数点第三位以下切捨)→0.14ドル

【9】分配金総額-米国税-国内税=口座に実際振り込まれる受取り分配金額

3.19-0.31-0.42-0.14=2.32ドル

分配金計算で一番わかりにくいのは申告レートと為替レートの存在だね。

前回の9月と比べた結果、悲しいことに

前回より株数が12⇒25と2倍強増えているのに実際得られた分配金は、9月3.37ドル⇒12月2.32ドル。大減配の影響で9月よりも分配金が1.05ドル減りました。残念です。現実は厳しいですね。総株数が少ない為、分配金がショボイことを嘆いても仕方ないのですが・・3か月ぶりに得られた分配金額が2.32ドル(約262円)では正直むなしい感じです。

分配金生活→ドル転のサポート役止まり

毎週月曜日に1株ずつ買うこのペースでは、20年経っても分配金生活などとても出来ません。購入株数をもっと増やすことも考えたのですが、SPYDのバランサーとして米国増配株式ETF【VIG】も買い始めたことにより投資金の余裕がなくなりました。しばらくは現状の購入ペースをキープしていきます。分配金の役割は結果的に当面、自分のSBI証券内でのETF購入用ドルの上積み(つまり放置です)が現実的な役割となります。

ではまた。

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