「皆さん、再就職に年齢は関係ないんですよ。」
これはハローワークが毎月開催している「就職支援セミナー 基本コース」に参加した時に、講師の方(以下、Y氏と呼びます)がセミナー冒頭に言われた言葉です。
・・またまたぁ。さすがにそれはないでしょ?
今回はこのちょっと異端なY氏(元、企業の採用担当だったそうです)の話していた内容を書いていきます。
まずは自己分析をする
Y氏「今までのご自身の経験を細かく、具体的に全て書き出してみてください。」
- どんな仕事内容だった?
- いつ頃、誰と
- その時大変だったことは
- 成功体験、失敗体験
- その仕事を行う上で何に注意した、努力した?
このように細かく書き出すことにより、仕事での自分の長所と短所が客観的に見えてくる。
そして、実際面接の場面で過去の経験を聞かれた時に、よどみなく具体的に話すことができる。
・・なるほど。
年齢について
Y氏 「次に、会社側は年齢によって求めることが変わってきます。」
・・えっ?年齢関係ないって言ってたじゃないですか!?
まとめると、
- ~25歳まで
大企業が欲しがる年齢。会社は、ビジネスマナーを含め、一から育成するつもりでいる。
- 26~34歳
求人が最も多い。会社としては、社内のルールと仕事を教えればよいと思っている。
- 35~44歳
即戦力が求められる。会社に対して、”自分が何をやって会社の利益になるか”を明確に説明できる必要がある。
- 45~54歳
即戦力 + 管理職としての能力が求められる。
- 55~65歳
割と就職しやすい。 前職にとらわれないこと、収入にこだわらないこと、健康であることの3点をクリアすればさらに良い。
・・要は採用する会社側の思惑を考えろということですか。
私は40歳手前なので、がっつり即戦力として求められる年齢です。
そう考えるとプレッシャーがかかります。
面接で会社側がみてる3つの点
Y氏 「面接ですが、何を基準に審査されているかを考えましょう。」
1.求めている仕事がこの人に出来るか
前職の内容をしっかり話せて、入社後の目標を具体的に話せるか
2.人間性・性格
履歴書、職務経歴書からでは伝わってこない部分(清潔感・目線・言葉のキャッチボール)をみる
3.やる気
やはりやる気がある人がいい。簡単に辞めそうな人ではないかどうか
まとめ
- 自己分析をすることで、より自分に合った求人を見つけられ、さらに面接でも生きてくる。
- 年齢別に、会社が求めてくることが違う。
- 面接対策では、会社側の視点も考えて、シミュレーションすること。
以上、Y氏の講義内容です。
・・なかなか刺激的な就職支援セミナーでした。
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